Jackson Browne The Pretender - 1976


The Fuse 
Your Bright Baby Blues 
Linda Paloma 
Here Comes Those Tears Again 


The Only Child        
Daddy's Tune        
Sleep's Dark And Silent Gate
The Pretender        

 
発表年: 1976        
カタログ番号: Asylum 1079     
プロデュース: Jon Landau 
国内盤: 「プリテンダー」 WPCR-664         
邦題: 「あふれ出る涙」(A4), 「我が子よ」(B1), 「愚かなる父の歌」(B2), 「暗涙」(B3)
        

Notes:

ジャクソン・ブラウンの第4作.1976年に発表されました.


このアルバム関係のトピックとしては,妻だったフィリスの自殺という衝撃的な事件が制作中に起こっています.アルバム全体をフィリスへの鎮魂歌みたいにとらえる見方もあるようですが,それでも本作のほとんどの作品が事件の時点ですでに書き上げられていたというのは,注意すべき事実でしょう.
もちろん歌詞に常に手を入れつづけるこの人のことですから,細部とかもっといえば全体の雰囲気とかに,それが反映しているというのは,十分理由のある考えだと思います.


その問題は別としても,本作はサウンド面でのロック的なアプローチ,スタジオ・ミュージシャンの多用など新たな試みも多く,4作目にして新展開を図ったことが,はっきりと見て取れます.


タイトル曲の The Pretenderは,かなり重く聞こえる曲です.そういう曲だと思われているし実際にそうだと僕も思います.でも最近思ったことなのですが,この人のショウでは絶対この曲って演奏されるんですよね.ツァーでは本当に毎日毎日この曲を歌っているはずで,それを考えるとこの曲は単に重いばかりの曲ではないのではないかと,最近感じるようになりました.まだロジカルにうまく説明できないけれど,僕の中で少しづつ確信になろうとしている感じです.本当にうまく言えないんですけど.


Links:

The Pretender - West Coast Rock

West Coast Rockの佐々木さんのアルバム評です.僕の文章で足りない部分をここから読み取ってもらえるとうれしいです.



 
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For Everyman

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The Next Voice You Hear: the best of
 

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