Gunung Mulu National Park, Sarawak, Malaysia

- Wind Cave -

ウィンド・ケイブ

今日は午後の飛行機で,ミリ経由でコタ・キナバルに向かう.午前中をつかってまた別の洞窟を見学だ.まず最初はウィンド・ケイブ.中を風が吹きぬけることからこの名前がついたそうだ.次に訪れるクリアウォーター・ケイブとは中でつながっているらしい.

例によってホテルの船着き場からメリナウ川をボートで溯る.公園本部のもっと先にいくと,川べりが思いっきり石灰岩の崖になってくる.このあたりがそうだ.やがてボートは船着き場に.ここからは長い木道を歩くんだけど,歩きやすそうに見えて実は雨で足元も手すりも濡れ濡れ.たまらなくスリリングだ.

やがてウィンド・ケイブの入り口に到着.今度の洞窟はどんなだろう.

ウィンド・ケイブ入口近く

感じとしては昨日のラングズ・ケイブみたいに開口部が狭く,奥は照明がないと真っ暗ってタイプの洞窟だ.だけど内部の空間は明らかにラングズ・ケイブよりも広々としている.

ホールに向かう階段

洞窟内の通路が,ラングズ・ケイブでは基本的に一本道の順路を行き来するだけなのだけど,ここでは奥の大きなホールにしたがって中でループしている.天井の高さもみごとで,階段をのぼってホールの天井近くから全体を見下ろすような場所さえある.

そそり立つ石筍

その高い場所は,鍾乳石の見事さにかけてはこのあたりでも圧巻なながめだ.ガイドによれば,王の部屋 King's Chambre と呼ばれているらしい.確かにライムストーンの列柱がとりかこみ衛兵に守られ,貴人の部屋という雰囲気だ.

「王の部屋」を見あげる

柱に太い部分と細い部分があるのは,その時代時代で地下水の量が多かったり少なかったりするからだそうだ.ガイドのパリス氏が言っていた.

ホールの天井近く.真っ白い世界

狂ったように写真を撮りまくったけれど,それでも足りないと思うくらいに鍾乳洞ならではの綺麗さに満ちている.ディア・ケイブとはまた別の意味ですごい洞窟だ.

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