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IT戦略会議: インターネットにおけるアクセシブルなウェブコンテンツの作成方法に関する指針

2000年11月に開催されたこの会議の資料を見ると、他にも以下のような文言が見られます。

「インターネットにおけるアクセシブルなウェブコンテンツの作成方法に関する指針」(1999年5月、WAI(Web Accessibility Initiative)ガイドラインをもとに作成)を考慮した点検システムを本年度内に制作、来年度以降実証実験を行い、広く普及。あわせて、所管省庁から関係業界等に対し、ホームページ作成に当たっての遵守・対応等を要請。

この WAI やガイドラインというのは、特には書いていないけれど、以下で紹介する W3C の活動やその成果物を指しているようです。

Guidance

アクセシビリティ = 誰でも簡単にアクセス/利用できること。しっくりくる日本語がないのでカタカナのまま定着しそうです。

障害者に対する配慮として語られることが多いけれど、携帯電話や PDA によるウェブへのアクセスが日常的に見られるようになった今、ウェブサイトのアクセシビリティは健常者にも非常に身近な問題となりつつあります。

特に公機関のウェブサイトについては、アクセシビリティへの配慮を義務付けたり奨励する動きがあるようです。

WAIについて
http://www.hotwired.co.jp/webmonkey/99/26/index0a.html
webmonkey: ユニバーサルなアクセスに対する W3C の取り組み WAI についての簡単な説明記事。
ウェブはみんなのものじゃない...今はまだ
http://www.hotwired.co.jp/webmonkey/2000/34/index3a.html
webmonkey: アクセシビリティの見地から HTML4.0 / CSS2 を評価する記事。前半では米国法が WAI や HTML4.0 に影響を及ぼすに至るプロセス。後半は具体的な仕様の説明。
新しい非関税障壁となるか、米リハビリ法508条
http://it.nikkei.co.jp/it/njh/njhCh.cfm?id=20010417s244h000_17
NIKKEI NET: 2001年6月21日より、合衆国政府の調達でアクセシビリティ保障が義務付けられた。これを受け米国のIT産業界では、アクセシビリティへの配慮を一般向け製品にも取り入れる動きが出てきているという。

References

Web Accessibility Initiative (WAI)
http://www.w3.org/WAI/
ウェブへのユニバーサルなアクセスを目的とした、W3C 内の部会。WAI と略される。
Web Content Accessibility Guidelines 1.0
http://www.w3.org/TR/1999/WAI-WEBCONTENT-19990505/
高いアクセシビリティを実現するための、WAI によるガイドライン。W3C勧告。どちらかというと、考え方というか方針といった内容。WCAG と略される。
[和文]ウェブ内容アクセス指針1.0
http://www.asahi-net.or.jp/~bd9y-ktu/WEBc_f/wai-pageauth.html
上記WCAGの日本語訳。
[和文]ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン 1.0
http://www.zspc.com/documents/wcag10/index.html
ZSPC による、同じく上記WCAGの日本語訳。訳文がより、こなれてる感じ。
Techniques for Web Content Accessibility Guidelines 1.0
http://www.w3.org/TR/WAI-WEBCONTENT-TECHS/
WCAGのガイドラインを満たすための方法について、具体的に説明している。文書は長いが、内容はとても具体的。
[和文]ウェブ内容アクセス指針1.0用技術
http://www.asahi-net.or.jp/~bd9y-ktu/WEBct_f/wai-pageauth-tech.html
上記文書の日本語訳。
[和文]ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン1.0 技術書
http://www.zspc.com/documents/wcag10-tech/index.html
ZSPCによる、上記技術文書の日本語訳。

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